2024.10.14 12:47「平和と和解の継承」 実行委員会学生代表 奥津 恵 青山学院大学 経営学部2年私が初めて英連邦戦没捕虜追悼礼拝に参加したのは、中学3年生の時でした。初めて実際に参加し、受けた印象は、昔の人が戦争で亡くなってしまったのだという事実を表面的に捉えただけでした。その後も父と共に追悼礼拝に参加し、実行委員として準備から携わるようになった頃、少しずつこの英連邦戦没捕虜追悼礼拝の意義やなぜ私たちが約80年前に起こった戦争につい...
2024.10.14 12:46第30回英連邦戦没捕虜追悼礼拝 保土ヶ谷 コリン・ウィリアムズ海軍大佐 イギリス大使館付武官皆さん、おはようございます。今年ここに集うにあたり、私たちは悲しいことに、昨年よりもさらに不安定な世界にいるのだと思います。今年は、第2次世界大戦中に日本で亡くなった捕虜の方々の30回目の追悼式の年でありますが、私たちは再び、世代を超えて影響を及ぼすであろう、さらなる紛争、損傷、苦悩の予感に直面しています。悲しいことに、世界は再び不確実で...
2024.10.14 12:44追悼の辞「和解の務め」 豊川慎(関東学院大学准教授・宗教主事)「神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。」コリントの信徒への手紙第二 5章18節―19節私達は今年もこの保土ヶ谷において、日本の戦争加害に...
2024.06.23 06:45第30回英連邦戦没捕虜追悼礼拝のご案内とき:2024年8月3日(土) 午前11時ところ:英連邦戦死者墓地(横浜市保土ヶ谷区狩場町) 現在『平和と和解の継承-関田寛雄先生・雨宮剛先生追悼記念集-』の出版作業を進めております。関田先生と雨宮先生が残してくださった平和と和解の思いを、次世代に引き継ぐために役立てたいと思っております。昨年から作業を進めていますが、地道な作業の繰り返し...
2023.08.01 07:54公共交通便に関してのお知らせいよいよ、第29回英連邦戦没捕虜追悼礼拝が今週の土曜日に迫ってまいりました。今回は大変多くの方にご関心お寄せいただいており、これまで以上の参加が予想されます。実行委員会では最大300名ほどのご参加があるかもしれないと思っております。そのため、墓地との往復の交通手段に関して、次のように考えております。これまで皆様には、横浜市営バス53系統に...
2019.05.01 03:22第1回タイ研修旅行報告2019年2月18日から22日の5日間、英連邦戦没捕虜追悼礼拝実行委員会の有志と仲間たちで研修旅行」としてタイを訪問しました。追悼礼拝の呼びかけ人であられた元陸軍通訳・永瀬隆氏は生前タイを幾度も訪れ、平和と和解の働きを続けました。永瀬隆の思いを継ぐ実行委員の我々も一度タイを実際に訪れ、旧日本軍が連合軍捕虜と現地労務者に対して行った史実を学...
2018.03.12 14:00英連邦戦没捕虜追悼礼拝の趣旨敗戦(1945年)ののち新憲法が日本に生まれました。「再び戦争の惨禍」を起こさないことへの決意、「恒久平和」への「念願」、全世界の人々が「恐怖と欠乏から免れ、「平和のうちに生存する権利を有すること」の「確認」が示される「前文」につづき、「戦争」と「武力による威嚇または武力の行使」は「永久にこれを放棄する」、「戦力は、これを保持しない」とい...
2018.03.12 13:14The ProspectusThe Memorial Service for the POWs of the British Commonwealth and the Allies Who Died in Japan During World War IIThe PurposeAfter defeat in 1945, Japan saw the birth of ...
2018.03.12 13:10「私の戦後七〇年」戦後七〇年記念特集関田 寛雄この文章は、2015年3月28日(土)、富坂キリスト教センターで行われた関田寛雄先生の同名の講演会をまとめたものです。当日は2時間に及ぶ講演で、関田先生が歩まれた戦中、戦後の様子を具体的に、詳しく知る事が出来ました。戦後生まれの者が、平和とは何かについて深く考えさせられる機会となりました。関田先生にはこの場を借...
2018.03.12 13:04「永瀬さんから学んだこと」第23回戦没捕虜追悼礼拝 主催者代表挨拶「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」実行委員会代表 奥津 隆雄大使館代表の皆様、英国在郷軍人会日本支部の皆様、および本日参加の皆様。まず初めに、本日この追悼礼拝にお集まりいただけましたことを心から感謝いたします。今年もこの追悼礼拝を持てましたことを神様に感謝致します。昨年、この追悼礼拝の呼びかけ人のひとりであ...