2018.03.12 12:52HODOGAYA MEMORIAL SERVICE – 5TH AUGUST 2017It is an honour for me and the Royal British Legion to have been invited by the Organizing Committee to say a few words here today at this memorial service for Commonweal...
2018.03.12 12:51「戦争は今なお日常生活の一部」ヤン・ヘイツマ(オランダ王国臨時代理大使) 今日は、第2次世界大戦中、日本で亡くなった旧連合国捕虜たちの悲惨な運命を、この墓地で追悼する一〇年目にあたります。こういった何万人にも上るすべての犠牲者のうち、八七一人がオランダ人でした。この墓地で記憶されているオランダ人は、海上で魚雷によって沈没した船に乗っていた人々ですが、オランダ人捕虜の...
2018.03.12 12:50「理解と勇気と寛容」英連邦代表・M・E・ホアー (オーストラリア大使館付武官陸軍大佐) 英国連邦ならびに旧連合国を代表して、ごあいさつすることを光栄に思います。 過去の過ちから学ぶことができなければ、将来同じ間違いを繰り返すといわれます。先週の新聞に、一九四四年一一月、現在インドネシアとなっている場所で亡くなった、二名のオーストラリアとオランダ空軍兵士に関...
2018.03.12 12:49「神話は真実の敵―無意味な戦争のはて」F・E・ヤーコプス博士 (駐日オランダ王国全権大使) この墓地は静かで見事に整備されていますが、その影の部分は知られておりません。しかし、私たちすべてにのしかかっている一つの影があります。それは過去の影であります。 今日私たちは、第二次世界大戦中、日本で亡くなった連合国捕虜たちがたどった痛ましい運命を偲ぶために集まっております。捕虜のほ...
2018.03.12 12:48「戦争の過酷な記憶の克服―水巻炭鉱を訪れて」F・E・ヤーコプス博士 (駐日オランダ王国全権大使) 今日、私たちは第二次大戦中、日本の収容所で亡くなった連合国捕虜の方々がたどった悲惨な運命を思い起こします。この犠牲者のうち、一、〇〇〇人近くが私の祖国オランダの同胞であり、そのほとんどが九州の水巻の炭鉱で働かされました。水巻の記念碑や当地横浜墓地の納骨堂は、オランダ人捕虜の苦しみと、...
2018.03.12 12:47「過去の記憶を忘れないために」 英連邦代表・J・ボイド(英国大使館付武官海軍大佐) この素晴らしい場所において、皆様の見事な式典に参加させていただきますことを常に光栄に思っております。 私たちは過去に恐ろしい出来事と、その悲惨な結果の記憶を胸に抱いて集まっております。しかし、私たちがその記憶を忘れてはならない理由は、過去において行われたことに怒っているとか、それを行...
2018.03.12 12:46「無知は人類最大の敵―日本へ八〇〇〇人」F・E・ヤーコプス博士 (駐日オランダ王国全権大使) 一九四三年二月、日本帝国軍隊が、主としてジャワ島に駐留していたオランダ領インド海軍を、続いて陸軍を攻撃したとき、オランダ領東インド諸島(現在のインドネシア)のここちよい、一見安定しているかに思えた世界は、突然眠りからさめました。 二週間のうちに、数世紀の歴史をもつ、確立した、主として...
2018.03.12 12:45「祈り」と「戦没捕虜の霊へ」レスター・テニー(アリゾナ州立大学名誉教授) [祈り] 愛する主よ、今日、私たちはここに集まり、ここに眠る陸軍兵士、海軍水兵、海兵隊員、それぞれ名誉ある行為をもって祖国に奉仕し、死ななくてもよい意味のない死を遂げざるを得なかった、それもそれぞれの人生の最頂点で死ななければならなかった方々に向かって、敬意を表そうとしています。これら倒れた戦...
2018.03.12 12:43「永瀬さんの友情に感謝!」 デイヴィッド・バレット(元オーストラリア軍衛生兵) クワイ河基金によって招かれ、今日この追悼礼拝に参列できたことに感謝いたします。特に永瀬さんの友情に感謝しております。永瀬さんという方は東南アジアと日本の関係のみならず、世界の平和と和解のために努力している最大の人だと思います。こんなに努力をしている人は他にいないと思います。私はここに...
2018.03.12 12:42「二度と戦争はしない!」主催者代表・永瀬 隆(元陸軍通訳・青学OB) この集会も皆様のおかげをもちまして第四回目を迎えることができました。スタッフの皆様方、そして毎回お集まりの方、本当にありがとうございます。 ここへ持って参りました写真はカナダ国籍のトレバー・デイキンさんです。実はデイキンさんは、今日この追悼礼拝へ参列する予定でありました。しかし、四月一六日に...
2018.03.12 12:41「若い世代の責任」英連邦代表・P・エドワード(英国大使館付武官空軍大佐) 今ここに私たちは追憶のために集まっております。しかし、ただ追憶するだけではなくて、これからの将来の我々の生き方をも考えることになると思いますが、ここには若い人たちがたくさん眠っております。ここに出席されていらっしゃる多くの方々と年齢的にほとんど変わりのない方々が眠っております。 私...
2018.03.12 12:38「赦し合うために」ダッドリー・ケイヴ(元英捕虜・ビルマ作戦同士会会員) 私たちの持っていた小さなラジオから原爆のニュースを聞いたのは、私が捕虜であった五〇数年前の事です。その時私は複雑な心境でした。それはこれで私は自由になるだろうという希望、それと同時に多くの市民が殺戮されたという思いでした。戦争というのはこういうものです。両者が互いに赦せぬ事をするものな...